人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」

各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」

(商品No. 3991)
28,000 円(税込)

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■作品の特徴

近代陶芸の巨匠たちの薫陶を受け、独自の境地を切り開いた各見政峯先生の備前緋襷湯呑です。水彩画や水墨画などの書画、そして蒔絵と様々な芸術に通ずる寿峯先生らしい独特の雅味をもった湯呑です。その雅味の正体はまさに立ち姿に在り、板状に用意した粘土を底部として、更にもう一枚の板状の粘土を円筒状に丸めて制作され、それが独特の佇まいとなっています。共に同じ時代を掛けた戦友として特別親交の深かった四代華山先生の「木目備前」の技を継承し、寿峯先生が以前より制作されていた「春夏秋冬彫」と合わせているのが感慨深いです。木目のように二人の巨匠の人生が折り重なった逸品です。

■作品の概容

共箱(二方桟)
径7.9cm×径7.8cm×高さ9.3cm

■作品画像

各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」 #1 各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」 #2 各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」 #3 各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」 #4 各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」 #5 各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」 #6 各見寿峯 作 「備前緋襷湯呑」 #7

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2016-03-01

■作者(各見寿峯)について

各見政峯先生は1935年から岡山県工芸学校(現・岡山工業高校)で漆芸家難波仁斎氏に蒔絵を学んだ後、戦後、金重陶陽先生の作風に感激し、宝瓶づくりの指導を受けたのをきっかけに陶芸の道に入られました。山本陶秀先生にも師事されていました。備前焼の伝統の枠にとらわれることなく、蒔絵の技法を生かした、「絵備前」「金彩備前」、窯変のない赤い肌に縄目を付けた「縄文備前」、窯変の激しい「鬼備前」、須恵器の肌の作品など多彩な表現を創出しています。1969年に日本工芸会正会員、1980には岡山県重要無形文化財保持者に認定されました。1997年には備前焼パリ展に出品しております。絵や書、短歌をたしなみ、歌集もすでに4冊出版しています。松田崋山先生は義弟にあたります。
受賞歴・・・金重陶陽賞、山陽新聞賞、文部大臣奨励賞、勲五等瑞宝章、岡山県文化賞、三木記念賞など多数/県展審査会員


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