人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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藤原 啓 作 「備前擂鉢形菓子皿」

藤原 啓 作 「備前擂鉢形菓子皿」

(商品No. 4740)
85,000 円(税込)

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■作品の特徴

豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前擂鉢形菓子皿です。竹汀居の箱書や土味などから見て啓先生初期の頃の作品であると思われます。啓先生初期から中期頃にかけての特徴である、良質の土を用いた非常に柔らかな土味が素晴らしいです。啓先生ご自身も郷里で過ごす日々の中で、備前焼の温かな味わいに幾度となく心癒されたと言われていますが、まさしくこの作品を見ていると芳醇な緋襷が枯れたの土肌に冴え返り、心に沁みるその味わいに一瞬で虜にされてしまいます。被せ焼きによって両面共に濃厚な緋襷が出ていますが、剥き出しとなった外周部にはこれまた美しい蕩けるような紫蘇色が出ており、香り立つような風情ある土味は原材料の年度の質の高さを感じさせます。啓先生らしいシンプルでどこか力の抜けた優しい造りも、極上の土味を決して邪魔すること無く素晴らしいバランスとなっています。

■作品の概容

共箱(二方桟)
径21.9cm×径21.8cm×高さ6.0cm

■作品画像

.藤原 啓 作 「備前擂鉢形菓子皿」 #1 .藤原 啓 作 「備前擂鉢形菓子皿」 #2 .藤原 啓 作 「備前擂鉢形菓子皿」 #3 .藤原 啓 作 「備前擂鉢形菓子皿」 #4 .藤原 啓 作 「備前擂鉢形菓子皿」 #5

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公開日時:2017-09-26

■作者(藤原 啓)について

藤原 啓先生(1899年〜1983年 岡山県備前市生まれ)は、備前市穂浪在住の国文学者 正宗敦夫氏の進めで備前焼の道へ。三村梅景氏にろくろ成形などの手ほどきを受け、1941年からは、同じ人間国宝の金重陶陽先生に焼成法などを学び、陶技の腕を磨きました。鎌倉・室町の雑器に見られる素朴さや豪放さに倣い、おおらかで明快な作風の壺や花器を製作されていました。若い時代に吸収した芸術に対する教養が作品に影響を及ぼしています。1954年、備前焼二人目の国指定重要文化財(人間国宝)保持者となり、1958年には日本工芸会理事に。1977年に岡山県備前市に藤原啓記念館を設立しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、没後従五位勲三等瑞宝章受賞


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