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金重 愫 作 「備前緋襷麦酒呑」

金重 愫 作 「備前緋襷麦酒呑」

(商品No. 7064)
7,700 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、
金重 愫先生の前作の緋襷麦酒呑です。

現在の口縁を絞って菱形にしたデザインよりも、
金重素山先生が手掛けたビアマグデザインに近い前作のビアマグです。

金重備前の真髄である過度な装飾を避け土を生かすという理念に沿って制作されており、
必要最低限の装飾のみで構成され、シンプルながらも見応えのある立ち姿を披露しています。

愫先生が食器などに使用されている比較的砂けの多いザックリとした土で制作されており、
スッキリとした清潔感のあるもぐさ土に素山先生直伝の鮮やかな緋襷が掛けられています。

細かな石や土の中に含まれる成分による小さな黒点など、
特製の円山電気窯から生み出される土味は別格の風情と品が宿っています。

切り出した底部を更に箆で切り出して碁笥底に仕上げており、
力強く粘土を削り出す様子がありありと目に浮かびます。

前作ですが汚れや使用感などはありません。

■作品の概容

箱無し(※別途桐箱制作可能です)
径7.4cm×7.2cm×高さ10.2cm

■作品画像

金重 愫 作 「備前緋襷麦酒呑」 #1 金重 愫 作 「備前緋襷麦酒呑」 #2 金重 愫 作 「備前緋襷麦酒呑」 #3 金重 愫 作 「備前緋襷麦酒呑」 #4 金重 愫 作 「備前緋襷麦酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2023-09-10

■作者(金重 愫)について

金重 愫先生は金重素山先生の長男として1945年に岡山県で生まれました。

京都大学農学部を卒業した1969年から、金重素山先生の下で陶芸の道に入られました。

その後、1979年に現在の岡山市円山で独立されました。

轆轤を使用して主に茶陶を手掛け、深みのある強い焼成が持ち味です。

装飾をできるだけ排し、己の魂をストレートに土にぶつけることにこだわられています。

現在は個展を中心に活動されています。

岡山・東京・大阪・名古屋・京都・広島・福岡・熊本の各百貨店等で、
毎年精力的に個展を開催されています。

また1995年にはドイツ・ミュンヘンで個展を開催されました。

1997年には備前焼パリ展にも出品されています。

2019年には岡山県文化賞を受賞されました。


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