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隠崎隆一 黒酔器・黒酒呑 一対 共箱
使う事の出来るオブジェとでも言うべき、隠崎先生の高い美意識が息づいた新作の黒酒器です。
酔器は胡麻があまり掛かっていない器肌故に高級感ある黒の色合いがより際立ち、シャープでスタイリッシュな立ち姿と合致し、非常にクオリティの高い徳利となっています。
酒呑は隠崎先生の代名詞とも言える三つ足のデザインに、妖艶な紫の土味から変化する艶やかな黒に、黒と相まって緑がかった黄胡麻が彩りを添えています。
一目見れば隠崎先生の作品と分かる、その独特のフォルムでありますが、特に酔器はどうやって制作されたのだろうかと本当に不思議でなりません。
素朴な備前というイメージを払拭し、備前土でここまでの表現が出来るのかと驚かされると共に、備前土の持つ多様なテクスチャーや可能性を引き出す隠崎先生の陶芸家としての精神力が垣間見えた気がします。
黒酔器：口縁３．７cm×胴径８．７cm×胴径７．８cm×高さ１５．５cm
黒酒呑：径６．５cm×径６．５cm×高さ７．８cm
一対での販売となっております。 SOLD OUT
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