人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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山本雄一 作 「備前香炉」

山本雄一 作 「備前香炉」

(商品No. 4498)
96,000 円(税込)

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■作品の特徴

神業を持つ名工 山本陶秀先生を父に持つ、無形文化財山本雄一先生の前作の備前香炉です。平成14年頃の陶歴書が入っており、恐らくその頃に制作されたものであると思われます。正確無比な轆轤挽きによって山本家らしい左右対称の端正な造形に仕上げています。蓋の透かしを菊の花の花弁に見立ててており、大小の花弁が交互に並ぶ見事な陶技を見ることが出来ます。焼成も非常に力を入れたものとなっており、良質の土をじっくりと焼き締めたであろう、蕩けるような橙色~紫蘇色の土味に渋いカセ胡麻が合わさったものとなっています。(汚れや使用感などは全くありませんが、前作ですので予めご了承下さい)

■作品の概容

共箱(四方桟)
径10.2cm×径10.2cm×高さ10.3cm

■作品画像

山本雄一 作 「備前香炉」 #1 山本雄一 作 「備前香炉」 #2 山本雄一 作 「備前香炉」 #3 山本雄一 作 「備前香炉」 #4 山本雄一 作 「備前香炉」 #5 山本雄一 作 「備前香炉」 #6 山本雄一 作 「備前香炉」 #7

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2017-03-26

■作者(山本雄一)について

山本雄一先生は人間国宝山本陶秀先生のご長男で、1959年から父のもとで陶芸の道に入りました。1968年には備前焼で初めてガス窯を導入。科学好きの旺盛な探究心で、偶然に頼る部分の多い緋襷を意図的なデザインとして生み出す方法を研究。稲わらを煮詰めて抽出したエキスを絵の具のように使い、素地に花や模様を描いた人口の緋襷「緋紋」「緋彩」の技法を考案しました。花器、茶器、壺、大鉢など幅広く製作しています。1967年日本工芸会正会員に。1995年、制作者向けの入門書「備前焼の技法 伝統と創造」を出版。1996年には茶の湯の造形展で田部美術館大賞を受賞。同年、岡山県重要無形文化財保持者に認定されました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、紺綬褒賞、岡山日日新聞芸術文化功労章、茶の湯の造形展大賞など多数/県展審査員
所属団体・・・日本工芸会、備前焼陶心会、備芸会、玄画会、薫風会


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