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越智富雄 作 「備前花入」
(商品No. 5948)
50,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
安倍安人先生のもとで黙々と窯焚きに励み、
未だ満たされぬ想いを陶にぶつける越智富雄先生の備前花入です。
高温度帯での焼き込みを好む越智先生らしく、
キンキンに堅く焼き締まった重厚感のある作品で、
まさにに土が高密度で凝縮されているような力強さが感じられます。
強い焼き込みで全体がガラスコーティングされたように滑らかなになっており、
釉薬を用いず剥き出しの土肌を見せる備前手の作品ながらも、
自然釉のヴェールも同時に感じさせる不思議な焼き上がりとなっています。
焼けの面でも液状の黄胡麻がまるで肩や背面頭頂部から流し掛けられたようになっており、
越智先生らしい油絵のような重厚感のある景色を完成させています。
口縁部の造形は越智先生らしい大胆に崩した意匠となっており、
これもまた越智先生のバックボーンの一つである彫刻を意識させるものとなっています。■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります。)
径14.8cm×13.2cm×高さ27.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-07-28
■作者(越智富雄)について
越智富雄先生は1949年に愛媛県で生まれ、愛媛県立新居浜工業高校を卒業しました。
1969年からは会社勤めの傍らで鷹美術で絵画と彫刻の勉強に励みました。
1976年に愛媛県にて安倍安人先生の窯焚きの助手を務めながら薫陶を受けました。
1998年に岡山県瀬戸内市牛窓の安倍安人先生の工房敷地内にご自身の窯を築窯されました。
彫刻や絵画を学んだ経験を生かしながら備前焼作りに取り組まれています。
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