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伊勢崎晃一朗 作 「引出黒酒呑」
(商品No. 5982)
20,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む伊勢崎晃一朗先生の前作の引出酒呑です。
2010年から2011年頃に制作された作品です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
焼成中に窯から引き出す引き出し技法によって窯変や景色全体が宝石のような変化を起こしており、
黄胡麻は色ガラスのように透明化し、黒の部分は青色を含んだ黒曜石のようになり大変神秘的です。
晃一朗先生が得意とする刳り貫き技法の作品で、
内側の土を箆で掻き出しながら器としての仕上げています。
外周部にも細かく箆を入れて砂漠に描かれた風紋のような模様を刻み込んでおり、
その皺や隆起が自然釉や黒の塗り土の厚みに変化をもたらすことで、
引出黒という複雑で奥行きのある景色により一層複雑な濃淡を加えています。
新品で購入後にそのまま開封することなく大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.0cm×6.9cm×高さ7.2cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-08-28
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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