人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」

伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」

(商品No. 6156)
40,000 円(税込)

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■作品の特徴

いつまでも枯れる事の無い創造力を持って、
常に備前焼界をリードしている人間国宝 伊勢崎 淳先生の備前ビアマグです。

穴窯で10日ほど焼き締めた作品で、
胡麻、緋襷、糸胡麻、白土と緋色のグラデーションなど
伊勢崎備前を代表するような焼き上がりが楽しめます。

本作は砂けの多いざっくりとした土を使われており、
作品全体に砂粒が混じり泡立ったような景色となっています。

特に腰には非常に大きな石が顔を覗かせており、
丁寧に削り取られたその様子はまるでヘソのようです。

袈裟懸けに藁を仕掛けており、
湯呑全体をぐるりと緋襷が一周するような景色は、
見ているとつい時間を忘れて稲藁の流れを目で追ってしまいます。

内側にも藁と灰が融合した白胡麻が発生し、
まるで雪解けのように湯呑の中に白胡麻が落ちていく景色が面白いです。

ビアマグと箱書にありますが、勿論湯呑としてもお使い頂けます。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径7.2cm×7.1cm×高さ9.2cm

■作品画像

伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」 #1 伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」 #2 伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」 #3 伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」 #4 伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」 #5 伊勢崎 淳 作 「備前ビアマグ」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2021-02-27

■作者(伊勢崎 淳)について

伊勢崎 淳先生は細工物を得意とした伊勢崎陽山先生の二男として生まれ、
幼い頃から陶芸を学び1959年に岡山大学特設美術科を卒業した後陶芸の道に入りました。

作品は花器、皿、茶陶のほか陶壁、オブジェなどの伝統的なものから、
造形志向の作品まで幅広く取り組んでいます。

制作にあたっては成形と焼成を重視し、
素材と窯(穴窯、登窯、電気窯)の特徴を生かした、
現代感覚溢れる作風を持ち味にしています。

また、レリーフ作家の代表格として、多数の作品を発表されています。

1966年日本工芸会正会員に認定され、
1978年から9年間、岡山大学特設美術講師をされました。

1998年に兄の満先生と兄弟揃って岡山県重要無形文化財保持者に認定され、
同年、日本工芸会中国支部幹事長を勤めています。

そして2004年7月、国指定重要無形文化財保持者となられました。

受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、茶の湯の造形展優秀賞など多数/県展審査委員


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