人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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高力芳照 作 「備前酒呑」

高力芳照 作 「備前酒呑」

(商品No. 6730)
11,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の備前酒呑です。

令和4年5月に窯出しされた作品で、
カセ胡麻の出た使い味の良さそうな酒呑となっています。

本作は多彩な景色と土味を誇る高力作品の中でも人気作である、
柿の実のような橙色の土味と渋いカセ胡麻が合わさったタイプの酒呑です。

柔らかく甘焼きで仕上げられた土味は、仕様時には水分を一気に吸い込む事で、
瑞々しい熟れた果実のような色合いへと変化し楽しませてくれます。

本作は標準的なカセ胡麻のけしきとは大きく異なる景色をもっており、
腰回りの一部のみカセ胡麻が発生し、その他の部分では鮮やかな緋色がメインとなるなど、
まるで無名異焼を思わせる赤と黒のツートーンカラーとなっています。

低めかつ幅広の高台は素山先生を彷彿とさせる独特の色気があり、
緋色の部分は一度触れるだけで土のキメ細かさを感じ取ることが出来ます。

数多の登り窯窯変の中でも最も変化しやすく最も育ちやすいカセ胡麻が楽しめる作品です。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.0cm×5.9cm×高さ5.3cm

■作品画像

高力芳照 作 「備前酒呑」 #1 高力芳照 作 「備前酒呑」 #2 高力芳照 作 「備前酒呑」 #3 高力芳照 作 「備前酒呑」 #4 高力芳照 作 「備前酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2022-09-28

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


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