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高力芳照 作 「備前窯変酒呑」
(商品No. 6735)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の備前窯変酒呑です。
令和4年5月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
まるで冷え固まったマグマを彷彿とさせる黒い灰被り窯変と、
濡れた岩のような海鼠肌が作品の中でせめぎ合っています。
またベースとなる粘土は山土を多く含んだものを使用しており、
強い焼きによって一部ではまるで黒曜石のような窯変が滲み出してきています。
正面部分の抜けはしっかりと焼き切られた銀色の土味が顔を覗かせていますが、
その周辺では山土による濃厚な紫蘇色が発生し、強い焼き上がりながらも変化に富んでいます。
本作の腰回りには大きな檜垣文が刻み込まれていますが、
強烈な焼きによる景色の変化が多い本作においては丁度よいバランスと言えるでしょう。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.4cm×7.1cm×高さ5.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-10-03
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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