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伊勢崎晃一朗 作 「窯変角酒呑」
(商品No. 6888)
22,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作窯変角酒呑(ぐい呑)です。
2022年8月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
穴窯の中腹部にある横焚き用の穴の近辺で採れるという珍しい穴窯の窯変です。
登り窯の窯変と比べて黄胡麻の配分が多くなっており、
背面から自然釉を流し掛けたかのようなダイナミックな流れ胡麻を中心に、
焦げ胡麻や流れ胡麻など実に沢山の色が散りばめられています。
晃一朗先生の十八番とも言える角型の造形で、轆轤成形の後に四方を押し固め、
その後に箆で大きく粘土を削ぎ落として制作されています。
それぞれ腰周り、四隅、四面それぞれに均等に箆を入れており、
そのエッジ部分が黒の塗り土や胡麻の厚みに変化をもたらし、
夕焼けのようなグラデーションカラーの土味を上手く引き立てています。
他に類を見ない独自の造形は日本酒だけでなく、洋酒用の酒呑としても楽しめそうです。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径4.5cm×4.5cm×高さ6.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-03-14
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
2023年には2022年度日本陶磁協会賞を受賞されました。
日本伝統工芸展、岡山県美術展覧会、田部美術館「茶の湯の造形展」等入選・受賞多数。
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