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森本良信 作 「備前緋襷片口」
(商品No. 7689)
17,600 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
優れた美的感覚を持ち、土と焼きと造りに於いて常に進化し続ける森本良信先生のやや前作の備前緋襷酒注です。
約15年程度前に制作された作品です。
備前のみならず様々な古陶磁を学び、温故知新を是とした森本先生の作陶スタイルの中でも、
本作は格式にとらわれない自由な世界観の中の表現を目指したシリーズです。
これまでの古陶磁へのインプット/アウトプットのアプローチの中で磨かれた感性を活かし、
激渋の土肌ながらも重苦しさや古めかしさを感じさせないよう工夫されています。
制作当時、緋襷用に調整した特別な粘土を使用して制作されており、
濃鼠色の土肌からまるで蛍光色のように浮かび上がる濃厚な緋襷が素敵です。
茶碗などの茶陶制作で培った美的感覚と造形技術に加えて、茶の湯や古陶磁研究で得た深い知識により、
志野焼や織部焼などに見られる筒向付に着想を得て、片口を加えて現代用にうまくリファインしています。
酒器として使えば片口酒注、食器として使えば程よい大きさの小鉢として、
使用用途を選ばないマルチな作品に仕上げています。
新品で購入後にそのまま大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(二方桟)
径10.3cm×8.1cm×高さ8.9cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-06-18
■作者(森本良信)について
森本良信先生は1976年に岡山県に生まれました。
1996年備前陶芸センターを修了し、フリーを経て独立しました。
2004年東京にて初個展を開催し、以後毎年東京を中心として全国にて個展開催されています。
2005年、2006年、2007年に田部美術館「茶の湯の造形展」に入選されました。
東京日本橋三越にて、2008年「現代作家酒器展」と、2009年「現代作家茶碗展」に出展されました。
2010年には岡山天満屋で個展を開催しています。
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