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伊勢崎晃一朗 作 「備前酒呑」
(商品No. 7728)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む伊勢崎晃一朗先生の前作の備前酒呑です。
2010年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
晃一朗先生が得意とする「刳り貫き」技法を用いた酒呑で、
大きな粘土塊を箆で削り出しながら内側を刳り貫いており、
手のひらサイズの酒呑ながらまるでオブジェのような迫力があります。
外周部には細かくヘラを入れ、風雨に削られた岩のようなテクスチャを刻み込んでおり、
父である伊勢崎 淳先生の「風雪」に通じる、壮大な時の流れを感じさせる景色となっています。
また、荒野を吹きすさぶ砂嵐のように大量の自然釉が土肌を覆い尽くしており、
部位によって黄胡麻、焦げ胡麻、桟切りとめまぐるしく表情を変え、
迫力ある造形にさらなる立体感を加えています。
高台の形状と窯変によりやや不安定になっています。
新品で購入後に大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径8.3cm×8.0cm×高さ6.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-07-28
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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