
| << 戻る |
![]()
中村 真 作 「備前酒呑」
(商品No. 7833)
20,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
備前が誇る酒器の名工 中村六郎先生のご長男で、
酒器・食器作りで名高い中村 真先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑です。
令和7年10月に窯出しされたばかりの最新作です。
道明先生の薫陶を受けた窯焚き巧者の真先生らしく、
絶妙な火加減による窯変と緋色が魅力の酒盃となっています。
窯奥にて熾に埋もれてしっかりと焼き込まれた作品で、
薄っすらと輝く灰被り窯変と中村家らしいカセ胡麻を併せ持っています。
正面の抜けはまさしく最高のタイミングで焼き締まっており、
ふんわりとした柔らかな緋色は、早く酒に濡らしてくれとせがんでくるかのようです。
くっきりと出た隈取り、絶妙な火加減の緋色、鈍く光る灰被りと、
どこから眺めても登り窯の灰被り窯変の妙味を楽しめる完成度の高い酒呑です。
大振りで力強い造形ですが作行の厚み自体はそれほどでもなく、
見た目の豪快さと裏腹に、酒器の名人らしい程良い手取り感に仕上がっています。
真先生が喜寿を迎えられたので、箱書きに「喜寿」と書かれています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.2cm×7.1cm×高さ5.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-11-13
■作者(中村 真)について
中村 真先生は1949年に中村六郎先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
1971年からは父中村六郎先生の下で基礎から備前焼を学び、
土作りから作品制作の技術まで様々な修練を積まれました。
合わせて金重陶陽先生の窯焚きを学ぶため、金重道明先生の窯焚きを10年間手伝って薫陶を受けました。
その後、1975年に独立しました。
現在は酒器を中心に花器から食器まで幅広く制作されています。
東京、岡山、名古屋など全国各地で積極的に個展を開かれており、
息子の中村和樹先生との二人展なども開催されています。
関連商品