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高力芳照 作 「備前火襷酒呑」

高力芳照 作 「備前火襷酒呑」

(商品No. 7861)
13,200 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の新作備前火襷酒呑です。

令和7年9月に窯出しされた作品です。

登り窯の中で匣鉢の中に入れて自然釉が掛からないよう密封し、
じっくりと焼き締められた味わい深い登り窯緋襷の酒呑です。

電気窯で焼き締める従来のもぐさ土と緋襷の組み合わせとは打って変わって、
作品全体に赤みが増しており、実に野趣溢れる渋い景色となっています。

しかし、ワイルドな見た目とは裏腹に、非常にしっとりとした質感になっており、
電気窯の作品に負けず劣らず柔らかで心地良い土肌が楽しめます。

腰回りや高台には、まるでジワリと土肌から滲み出すような緋襷が展開されており、
電気窯による線の緋襷とはまた違った面で表現された緋襷が楽しめます。

力強く円を描く堂々とした高台造りもワイルドな本作の色合いに似合っており、
どこか原始的な風情のある高台はついつい見入ってしまいます。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径7.1cm×6.9cm×高さ5.4cm

■作品画像

高力芳照 作 「備前火襷酒呑」 #1 高力芳照 作 「備前火襷酒呑」 #2 高力芳照 作 「備前火襷酒呑」 #3 高力芳照 作 「備前火襷酒呑」 #4 高力芳照 作 「備前火襷酒呑」 #5 高力芳照 作 「備前火襷酒呑」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2025-12-11

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


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