原田拾六 作 「備前ぐい呑」(商品No. 7111) |
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88,000 円(税込)
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備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され、
「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の備前ぐい呑です。
拾六先生がご自身の窯で焼成されていた作品の中でも最後期の窯の作品で、
一般的な緋襷作品に代表される優美なイメージを覆す、
キンキンに焼き締まった非常に硬質な緋襷が特徴の酒呑です。
穴窯の中で別種の器に閉じ込め、直接火の当たらないように焼かれており、
全身に巻き付けられた藁が発色し、外側は総緋襷となっています。
見込みには上部から雫のように胡麻が落ちてきた形跡があり、
真っ白な土味のみの見込みの中で面白いアクセントとなっています。
原田拾六先生らしい紐作りによる大胆な造形と十八番の付け高台も見事で、
重厚感はありますが酒器として使用感を損ねるような重量感は無く、
滑らかな質感と程よくくびれた胴の程よいグリップ感が相まって、
見た目以上に心地よい手取り感になっています。
高台の形状によってややガタつきがありますが使用上問題はございません。
共箱(四方桟)
径6.5cm×6.5cm×高さ6.6cm
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公開日時:2023-10-27