屋代剛右 作 「伊部酒呑」(商品No. 7471) |
12,100 円(税込)
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伊部の地にて備前焼に携わる事を夢見て下積み時代を過ごし、
ついに伊部の地に念願の築窯を果たしてデビューした屋代剛右先生の、
窯出しされたばかりの新作伊部酒呑(ぐい呑)です。
令和6年7月に窯出しされたばかりの最新作です。
伊部の地に生まれ伊部の地に散っていった数々の陶工たちの作品に惚れ込み、
備前焼を生涯の仕事と定めた屋代先生らしい直球勝負の備前焼です。
本作は新たに設計築窯した超小型の完全地下式穴窯にて焼成され、
天井部分以外は耐火物を使用しないという挑戦的な窯焚きとなりました。
土窯にインスパイアされた小型穴窯だからこそ出せるプリミティブな窯変となっており、
備前焼の花形である灰被り窯変が屋代先生の小窯によって新たな姿になっています。
本作は総灰被りに近い作品ですが、正面及び高台のみ仄かに黄色掛かった土味が見え、
どこか鮫の表皮を思わせる独特の灰被り窯変と相まって独特の景色を形成しています。
ともすれば見落としがちなほど地味な景色の作品ではありますが、
見込みに隠された薄い黄色の土味など、使えば使うほどに新たな発見がある作品です。
共箱(四方桟)
径6.8cm×6.5cm×高さ6.4cm
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公開日時:2024-11-01