伊勢崎 満 作 「伊部角皿」(商品No. 7581) |
11,000 円(税込)
売約済 |
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備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前角皿です。
平成19年頃の陶歴書が同封されており、
満先生が亡くなる直前に制作された作品であると思われます。
晩年期の円熟した陶技が遺憾なく発揮されており、
備前焼食器の定番の形である叩き皿を非常に丁寧に作られています。
土を折り重ねるようにして成形し、全体にボリューム感を持たせていますが、
あくまでも野暮ったくならないよう絶妙な厚みにとどめており流石です。
作品の角には格子状の模様を押し当てて作った箇所が2つあり、
その2つの箇所を繋ぐように緋襷が敷かれ、丁度良いアクセントになっています。
登り窯焼成ながらも全体的に軽快で鮮やかな焼き上がりの作品となっており、
清潔感のある土味は食器としてのレベルを一段上に高めています。
一説には金重陶陽先生も羨んだと言われる素晴らしい緋襷が両面に出ており、
柔らかな緋色の土味の中に、一際濃い稲光のような緋襷がとてもよく映えています。
新品で購入後にそのまま開封することなく大切に保管されていた未使用品です。
共箱(二方桟)
径25.2cm×25.0cm×高さ2.6cm
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公開日時:2025-02-28