人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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山本 出 作 「備前出彩馬上盃」

山本 出 作 「備前出彩馬上盃」

(商品No. 5886)
45,000 円(税込)

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■作品の特徴

彫刻を学んだ経験を生かし、伝統ある作風の中に新感覚の造形美を追求する山本 出先生の出彩馬上盃です。

備前の陶土に様々な顔料を混ぜ込むことで色とりどりの粘土を作り、
それらをパズルのように組み合わせて表現される「出彩」シリーズの酒器です。

口縁部は出彩による黒色の強く出た暗色系の土色となっており、
下部の金彩が乗った土味部分と合わさり、夜明けのような景色を形作っています。

更に酒器部分には千段巻の如く細かい櫛目が入っており、
これが明と暗に別れた作品の景色により深い奥行きを与えています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.6cm×径6.5cm×高さ8.4cm

■作品画像

山本 出 作 「備前出彩馬上盃」 #1 山本 出 作 「備前出彩馬上盃」 #2 山本 出 作 「備前出彩馬上盃」 #3 山本 出 作 「備前出彩馬上盃」 #4 山本 出 作 「備前出彩馬上盃」 #5 山本 出 作 「備前出彩馬上盃」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2020-05-26

■作者(山本 出)について

山本 出先生は、人間国宝山本陶秀先生の四男です。

1967年に武蔵野美術大学彫刻科、翌年同専攻科を卒業後、
パリ国立美術学校彫刻科に2年間留学されていました。

帰国後の1970年から父に師事し、陶芸の道に入り、1975年窯を築いて独立しました。

独自に生み出した「叩込」「出彩」、粘土を板状にして何枚も重ねる「積上」などの技法を駆使して制作しています。

1979年に日本工芸会正会員になられました。

1980年に日本伝統工芸展奨励賞を受賞し、1985年には金重陶陽賞を受賞されました。

1997年には岡山県文化奨励賞、同年備前焼パリ展出品。

2002年茶の湯の造形展では、仏ブルゴーニュの土を混ぜた「積上花器」で田部美術館大賞に輝きました。

2012年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。


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