人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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山本 出 作 「備前徳利」

山本 出 作 「備前徳利」

(商品No. 5654)
48,000 円(税込)

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■作品の特徴

彫刻を学んだ経験を生かし、伝統ある作風の中に新感覚の造形美を追求する山本 出先生の前作の備前徳利です。備前土の限界を突破するかの如く焼き込まれた作品で、通常は黒っぽい色の灰被り窯変が明るいグレーへと変化するなど珍しい景色となった作品です。抜けの部分にも激しい炎による大きな変化が訪れており、おそらく藁を乗せてから耐火土を被せたのですが、激しい焼きで抜けの内部に強烈な還元が掛かり、金彩備前や一部青備前のような色合いとなっており面白いです。ガリガリと焼き込んだ作品ながらも程良いウェイトとなっており、出先生の轆轤技術の正確さを感じます。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.6cm×胴径8.7cm×径8.5cm×高さ13.4cm  容量 約360cc

■作品画像

山本 出 作 「備前徳利」 #1 山本 出 作 「備前徳利」 #2 山本 出 作 「備前徳利」 #3 山本 出 作 「備前徳利」 #4 山本 出 作 「備前徳利」 #5 山本 出 作 「備前徳利」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2019-10-22

■作者(山本 出)について

山本 出先生は、人間国宝山本陶秀先生の四男です。1967年に武蔵野美術大学彫刻科、翌年同専攻科を卒業後、パリ国立美術学校彫刻科に2年間留学されていました。帰国後の1970年から父に師事し、陶芸の道に入り、1975年窯を築いて独立しました。独自に生み出した「叩込」「出彩」、粘土を板状にして何枚も重ねる「積上」などの技法を駆使して制作しています。1979年、日本工芸会正会員。1980年には日本伝統工芸展奨励賞受賞。1985年金重陶陽賞。1997年には岡山県文化奨励賞、同年備前焼パリ展出品。2002年、茶の湯の造形展では、仏・ブルゴーニュの土を混ぜた「積上花器」で田部美術館大賞に輝きました。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。


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