人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」

伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」

(商品No. 6007)
25,000 円(税込)

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■作品の特徴

備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の伊部ぐい呑です。

備前の良さは土味にあると信じて良質の田土にこだわり続けた伊勢崎 満先生らしく、
一見するととても素朴ですが一歩踏み込めばネットリとした土味が出ており、
さらにそこへ薄く金彩が乗る事で素晴らしい土味に更に一段と磨きがかかっています。

藁を巻いた上で別の作品の中へはめ込むようにして焼かれており、
見込みにはきめ細やかな胡麻が、外周には美しい緋襷があしらわれています。

作品全体に満先生の窯の特徴である金彩が作品全体に発生し、
緋襷がまるで金属のような輝く色合いへと変化しています。

派手な装飾をあまり好まなかった満先生ですが本作は大胆な割高台となっており、
大振りの盃のような胴の造形と相まって酒盃ながらも茶碗のような迫力があります。

■作品の概容

共箱(二方桟)
径8.3cm×8.1cm×高さ4.8cm

■作品画像

伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」 #1 伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」 #2 伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」 #3 伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」 #4 伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」 #5 伊勢崎 満 作 「伊部ぐい呑」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2020-09-24

■作者(伊勢崎 満)について

伊勢崎 満先生は1934年に無形文化財 伊勢崎陽山先生の長男として生まれ、
幼少より父に陶技を習い岡山大学特設美術科彫塑を専攻されました。

茶陶の本格派として桃山風の造形や土味、焼成を追及。

作品によって登窯と中世の穴窯を使い分け、電気窯やガス窯は使わず、
松割木による焼成にこだわられています。

1964年日本工芸会正会員となり1974年には金重陶陽賞を受賞されました。

1994年に山陽新聞文化功労賞、1998年第15回田部美術館大賞を受賞されました。

同年3月に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

2011年8月、77歳で逝去されました。

受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、岡山日日新聞芸術文化功労賞、茶の湯の造形展大賞など多数/県展招待


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