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金重有邦 作 「伊部徳利」

金重有邦 作 「伊部徳利」

(商品No. 6797)
198,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の窯出しされたばかりの新作伊部徳利です。

令和4年11月に窯出しされたばかりの最新作です。

新たに設計した耐火煉瓦を使用しない土だけの穴窯「つちがま」を使用し、
金重の焼き方と特異な穴窯とが融合した作品となっています。

全体的な土味や緋色などを見ているとこれまでの田土を使用した金重一門の特徴の中に、
ところどころに古備前のような冷え枯れ、焼き抜かれたような景色も混じっており、
作品全体のスケールが一歩先へと進んでいったように思います。

正面の抜けや背面では極上の田土を使用した味わい深い土味が出ており、
更に質感は極上の丸みを纏っていることで色だけでなく使用感も金重系と古備前の折衷となっています。

灰被り窯変自体の色合いや質感も有邦先生らしい質の高さとなっており、
美しい鼠色の肌が非常に丁寧な手入れと相まって、いつまでも酒で磨きたくなる極上の肌が心地良いです。

本作正面の堂々とした抜けも大変素晴らしいのですが、
何よりも作品全体に散りばめられた大小様々な抜けが実に興味深く、
緋色だけではなくまるで古備前のような擦り切れたマットな風合いを持っており、
これもまた古備前調と金重の登り窯の特徴を兼ね備えた土窯作品らしさがあります。

手に取ってじっくりと肌の立ち上がりを掌で確かめていると、
球体ではなく寧ろ凹凸だらけなのにこれだけ見事な佇まいなのかと驚かされ、
「下戸の作る徳利でもなかなか色っぽいじゃろう」と笑う有邦先生の顔が思い起こされました。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.4cm×胴径10.5cm×10.3cm×高さ12.2cm 容量450cc

■作品画像

金重有邦 作 「伊部徳利」 #1 金重有邦 作 「伊部徳利」 #2 金重有邦 作 「伊部徳利」 #3 金重有邦 作 「伊部徳利」 #4 金重有邦 作 「伊部徳利」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2022-12-08

■作者(金重有邦)について

金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。

1975年から父である金重素山先生の下で陶技を学びました。

1980年に独立、岡山で初個展を開きました。

現在は茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作されています。

特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、使い心地と外側のバランスを追求しています。

県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞などを受賞されました。

2003年に日本陶磁協会賞、2018年に山陽新聞文化功労賞を受賞されました。

2019年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

個展にも力を入れており、県内外の各所で開催されております。


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