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伊勢崎晃一朗 作 「黒酒呑」
(商品No. 7732)
16,500 円(税込)
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む伊勢崎晃一朗先生の前作の黒酒呑です。
2005年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
現在は使用されていない、登り窯による黒作品となっており、
穴窯焼成による黒とはまた違う独特の色合いとなっています。
貝跡周辺や見込みなどは、黒というよりも紫に近い色合いになっており、
背面の黄胡麻も緑色が混じった渋い色になるなど見所満載です。
晃一朗先生が得意とする「刳り貫き」技法を用いた酒呑で、
大きな粘土塊を箆で削り出しながら内側を刳り貫いており、
手のひらサイズの酒呑ながらまるでオブジェのような迫力があります。
外周部には細かくヘラを入れ、内側から広げるように力を加えることで、
土が裂ける瞬間の力強い躍動感を表現しています。
新品で購入後に大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(二方桟)
径8.3cm×7.5cm×高さ6.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-08-02
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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