人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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宮尾昌宏 作 「黒酒呑」

宮尾昌宏 作 「黒酒呑」

(商品No. 7831)
15,400 円(税込)

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■作品の特徴

土と炎の芸術である備前焼に心惹かれて伊部にて陶技を学ばれた、
宮尾昌宏先生の新作黒酒呑(ぐい呑)です。

備前作品と並行して黒作品を発表されている宮尾先生ですが、
今回の黒作品では、非常に美しい藍色が出ており目を引きます。

従来通りの塗り土による黒作品ならば、焦げなどの窯変部分に青が出ることがありますが、
本作は作品全体から滲み出すように藍色が出てきており、改めて黒作品の奥深さを感じます。

また、黒の部分が全て藍色に置き換わったわけではなく、
見込みは深く澄んだ黒色の土肌が残されており、
非常に神秘的な色合いとなっています

たっぷりと掛かった自然釉は、黒の塗り土を巻き込みながら正面へと垂れており、
融着防止のために設置した貝殻がそれを受けて特大の吸盤のような貝跡を形成しています。

箆によるカットを多用した造形の故に、自然釉や藍色の濃淡が作品に生まれ、
極上の色合いにさらなる奥行きを加味しています。

■作品の概容

共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.5cm×6.3cm×高さ6.0cm

■作品画像

宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #1 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #2 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #3 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #4 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2025-11-11

■作者(宮尾昌宏)について

宮尾昌宏先生は、1970年に福岡県築城町に生まれました。

土と炎の芸術である備前焼に憧れ、1991年に備前にて陶芸の道に入られました。

1995年には窯元備州窯に入り、山本雄一先生に師事しました。

2001年に登り窯を築いて独立し、初窯を出しました。

2007年に日本工芸会中国支部50周年記念展で岡山市長賞を受賞され、日本工芸会正会員となられました。

岡山県展奨励賞及び同県展賞、田部美術館茶の湯の造形展優秀賞及び大賞、日本伝統工芸展日本工芸会会長賞など多数受賞されています。


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