人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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伊勢崎 淳 作 「備前徳利」

伊勢崎 淳 作 「備前徳利」

(商品No. 8069)
330,000 円(税込)

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■作品の特徴

愛する故郷、備前の風土からさまざまな着想を得て、
備前焼に新しい時代の風を吹き込んだ伊勢崎 淳先生の新作備前徳利です。

令和8年2月に窯出しされた最晩年作です。

半地下式の穴窯で10日ほど焼き締められた作品で、
焦げ胡麻、流れ胡麻、玉垂れ、白胡麻など、
穴窯ならではのダイナミックな焼き上がりをお楽しみいただけます。

外周部の9割ほどを自然釉が覆っていますが、一様な色合いとなるのではなく、
部位ごとに景色が大きく異なっているため、眺めているだけでも非常に楽しい作品となっています。

窯の中で作品の前面側を床に向けて伏せるようにして焼成されており、
背面から大量の自然釉が作品全体を包み込むように流れ込み、
何層にもわたって複雑に折り重なった胡麻のヴェールが生まれています。

特に作品側面を伝って流れ落ちた胡麻が、口縁部と胴部でそれぞれ色の違う玉となっており、
口縁部はまるで鉛のような金属質な色合いに、胴部は琥珀のような鉱石風の色合いとなり非常に神秘的です。

力強い窯変をまといながらも、胴部側面には柔らかなキャラメルブラウンの土肌がしっかりと残っており、
淳先生が愛し生涯をかけて追い求めた穴窯の魅力をたっぷりと堪能できます。

■作品の概容

晃一朗識箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
玉垂れ含む口縁4.6cm×胴径9.8cm×胴径9.7cm×高さ14.5cm 容量 約520cc

■作品画像

伊勢崎 淳 作 「備前徳利」 #1 伊勢崎 淳 作 「備前徳利」 #2 伊勢崎 淳 作 「備前徳利」 #3 伊勢崎 淳 作 「備前徳利」 #4 伊勢崎 淳 作 「備前徳利」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2026-07-21

■作者(伊勢崎 淳)について

伊勢崎淳先生(1936年~2026年 岡山県備前市伊部生まれ)は、細工物を得意とした備前焼作家・伊勢崎陽山先生の二男として生まれました。

幼い頃から父に陶技を学び、1959年に岡山大学教育学部特設美術科を卒業後、本格的に作陶の道に入りました。

1962年には、兄の伊勢崎満先生とともに中世の半地下式穴窯を復元し、焼成に成功しました。

花器、皿、茶陶などの伝統的な器物に加え、陶壁、レリーフ、オブジェなど、造形性を重視した作品にも幅広く取り組みました。

制作にあたっては成形と焼成を重視し、穴窯、登り窯、電気窯それぞれの特徴を生かした、現代感覚あふれる独自の作風を確立しました。

また、備前焼による陶壁やレリーフ制作の代表的作家として、公共施設を中心に数多くの作品を手がけました。

1966年に日本工芸会正会員となり、1978年から1987年まで岡山大学教育学部特設美術科の講師を務めました。

1998年には兄の伊勢崎満先生とともに岡山県重要無形文化財保持者に認定され、同年、日本工芸会理事および日本工芸会中国支部幹事長に就任しました。

2002年には新首相官邸の陶壁を制作しました。

2004年には備前焼で5人目となる国指定重要無形文化財保持者に認定されました。

2025年には文化功労者に選ばれました。

2026年に逝去されました。

主な受賞・顕彰歴:金重陶陽賞、茶の湯の造形展優秀賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞文化功労賞、岡山県三木記念賞、岡山県文化賞、文化功労者など


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