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藤原 建 作 「備前茶垸」
(商品No. 8108)
88,000 円(税込)
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■作品の特徴
豪放さと緻密さを併せ持つ色褪せない名工 藤原 建先生の備前茶垸(茶碗・茶盌)です。
師である金重陶陽先生より受け継いだ登り窯焼成の技によって、
金重一門の複数の色合いが複雑に混じり合った土味を見事に再現しています。
オレンジ色、赤紫色、茶色が複雑なグラデーションを描いており、
強烈な窯変こそありませんが、いつまでも掌の中で愛でていたくなる素晴らしい茶碗です。
見込みでは、緋襷の名人と呼ばれた建先生らしい渋い緋襷が展開されており、
赤み掛かったオレンジ色の土味に、まるで溶け込むように緋襷が掛けられています。
建先生の茶碗作りの特徴である厚みのある畳付きに対して、
胴から口縁にかけては伸びやかで実に見事な轆轤挽きとなっており、
この緩急の対比が、重厚な存在感を持ちながらも素朴で親しみやすい茶碗に仕上げています。
そして口縁部にも、名人らしい絶妙な加減の反りを持たせており、
静謐な作風の中に隠された、多種多様な名人芸の数々に驚かされます。■作品の概容
共箱(四方桟)
径13.7cm×13.3cm×高さ8.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2026-08-30
■作者(藤原 建)について
藤原 建先生(1924〜1977年)は、1946年に叔父の藤原 啓先生のもとで陶芸を始められ、
金重陶陽先生、金重素山先生にも師事されました。
また鎌倉の北大路魯山人先生のもとで、食器制作を学ばれました。
1956年に備前市穂波で築窯し独立されました。
以後は様々な展覧会に連続入選をされています。
1970年には近代的耐火レンガを使用して大窯を設計築窯されました。
1973年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
また、勲五等瑞宝章や金重陶陽賞などを受章されました。
次代を背負う備前の指導者として期待されていましたが、1977年に53才の若さで逝去されました。
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