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藤原 建 作 「備前ぐい呑」
(商品No. 7852)
38,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
豪放さと緻密さを併せ持つ色褪せない名工 藤原 建先生の備前ぐい呑(酒呑)です。
窯の中でじっくりと煙を吸わせて焼き上げられた作品で、
作品全体にまるで濡れているかのような強烈な光沢が出ています。
この光沢が出た部分では、作品表面に非常に微細な胡麻が付着しており、
やや金属質な雰囲気を持つ褐色の土肌へと変化しており面白いです。
口縁部や内側には、外周部よりもさらに黄胡麻が集まってきており、
外周部とは打って変わってマットな質感の黄胡麻が楽しめます。
やや大振りの酒杯ですが、胴部に残された強めの轆轤目によって持ちやすく、
作品自体も程良い薄さで使いやすく仕上げられています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.5cm×7.3cm×高さ5.2cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-12-02
■作者(藤原 建)について
藤原 建先生(1924〜1977年)は、1946年に叔父の藤原 啓先生のもとで陶芸を始められ、
金重陶陽先生、金重素山先生にも師事されました。
また鎌倉の北大路魯山人先生のもとで、食器制作を学ばれました。
1956年に備前市穂波で築窯し独立されました。
以後は様々な展覧会に連続入選をされています。
1970年には近代的耐火レンガを使用して大窯を設計築窯されました。
1973年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
また、勲五等瑞宝章や金重陶陽賞などを受章されました。
次代を背負う備前の指導者として期待されていましたが、1977年に53才の若さで逝去されました。
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