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伊勢崎 淳 作 「備前黒酒呑」
(商品No. 8123)
132,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
愛する故郷、備前の風土からさまざまな着想を得て、
備前焼に新しい時代の風を吹き込んだ伊勢崎 淳先生の備前黒酒呑(ぐい呑)です。
数年前に窯出しされた晩年期の作品です。
半地下式の穴窯でたっぷりと煙を吸わせて焼き上げた作品で、
通常の黒作品とはまた違う独特の光沢を帯びた景色となっています。
正面には1点に集中した黄胡麻が、滝のように流れる流れ胡麻の景色が出ており、
黒の肌の瑞々しい色合いと相まってまるで絵画のように荘厳な雰囲気があります。
伊勢崎 淳先生の作品の中でも珍しい、かなりざっくりとした粗めの粘土を用いており、
これが通常の黒には無い光沢の強い肌とマットな肌の混成を実現させています。
正面は濡れたような光沢がありますが、見込みや裏側は逆に光沢が少ないマットな肌合いとなっており、
胎土の荒々しい小石の粒が透けて見える面白い肌となっています。
二種類の光沢を持つ黒の発色や、力強くも品のある造形など、
見所が非常に多い伊勢崎 淳先生らしい仕上がりの酒呑となっています。■作品の概容
晃一朗識箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.9cm×6.7cm×高さ6.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2026-09-15
■作者(伊勢崎 淳)について
伊勢崎淳先生(1936年~2026年 岡山県備前市伊部生まれ)は、細工物を得意とした備前焼作家・伊勢崎陽山先生の二男として生まれました。
幼い頃から父に陶技を学び、1959年に岡山大学教育学部特設美術科を卒業後、本格的に作陶の道に入りました。
1962年には、兄の伊勢崎満先生とともに中世の半地下式穴窯を復元し、焼成に成功しました。
花器、皿、茶陶などの伝統的な器物に加え、陶壁、レリーフ、オブジェなど、造形性を重視した作品にも幅広く取り組みました。
制作にあたっては成形と焼成を重視し、穴窯、登り窯、電気窯それぞれの特徴を生かした、現代感覚あふれる独自の作風を確立しました。
また、備前焼による陶壁やレリーフ制作の代表的作家として、公共施設を中心に数多くの作品を手がけました。
1966年に日本工芸会正会員となり、1978年から1987年まで岡山大学教育学部特設美術科の講師を務めました。
1998年には兄の伊勢崎満先生とともに岡山県重要無形文化財保持者に認定され、同年、日本工芸会理事および日本工芸会中国支部幹事長に就任しました。
2002年には新首相官邸の陶壁を制作しました。
2004年には備前焼で5人目となる国指定重要無形文化財保持者に認定されました。
2025年には文化功労者に選ばれました。
2026年に逝去されました。
主な受賞・顕彰歴:金重陶陽賞、茶の湯の造形展優秀賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞文化功労賞、岡山県三木記念賞、岡山県文化賞、文化功労者など
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