宮尾昌宏 作 「黒酒呑」(商品No. 6345) |
15,400 円(税込)
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土と炎の芸術である備前焼に心惹かれて伊部にて陶技を学ばれた、宮尾昌宏先生の黒酒呑(ぐい呑)です。
備前作品と並行して黒作品を発表されてる宮尾先生ですが、
今回の黒作品はまるで突然変異したかのようにピンクの窯変が出ています。
従来同様の塗り土による黒作品ながら今窯にだけ突然ピンクの窯変が出現したそうで、
備前焼の奥深さや黒作品の秘められた可能性を感じさせます。
鮮やかなピンクが目立ちますが元々のコバルト系の塗り土による青も出ており、
藍色に変化した貝跡や胡麻、吸い込まれそうな深い黒の肌など面白いです。
特に見込みでは黒の中に若干藍色のグラデーションが発生し、
夜明け前の最も暗い空のような深みのある色合いとなっています。
箆によるカットを多用した立体的な造形の中に、
自然釉や貝跡の動きのある景色が良く似合っています。
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.0cm×7.0cm×高さ6.3cm
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公開日時:2021-09-05