中村 真 作 「備前酒呑」(商品No. 7234) |
![]()
20,000 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
備前が誇る酒器の名工 中村六郎先生のご長男で、
酒器・食器作りで名高い中村 真先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑です。
令和6年2月に窯出しされたばかりの最新作で、
中村家の代名詞である緋色の土味を捨て、
限界まで焼き込んだ強烈な窯変が魅力の酒盃となっています。
窯奥にて熾に埋もれてしっかりと焼き込まれた作品で、
灰被り窯変が炭化して黒銀に輝くまで焼き込んだ力作です。
正面の抜けは緋色を超えて薄橙色のような色合いで焼き締まっており、
いつもの中村家とはまた一味違った金重家に近いような趣があります。
しかし見込みの緋色は流石というべきかしっかりと緋色が残っており、
酒を注ぐと赤く燃え上がる熾火のようで実に面白い景色となっています。
くっきりと分かれた隈取や掌に刺さるほどの掌の中で輝く灰被り窯変が何とも魅力的で、
一窯の中でもほとんど取れない激しい焼きは見ているだけで面白く酒の肴になります。
真先生は窯出しを重ねる毎にまるで力を溜め込むかのように作品が小型化しており、
本作も中村備前のツボは抑えつつ小振りで品の良い佇まいになっています。
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径8.1cm×8.1cm×高さ3.5cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-03-01