人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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藤原 建 作 「備前徳利」

藤原 建 作 「備前徳利」

(商品No. 4214)
55,000 円(税込)

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■作品の特徴

豪放と緻密さを併せ持つ色褪せない名工 藤原 建先生の備前徳利です。緋襷に定評のある建先生らしい、色合い質感共に風情溢れる素晴らしい緋襷となっています。まるで表裏の如く二通りの緋襷で器肌を飾っており、鉄が焼き付いたような黒い緋襷、その黒襷に隠れるように地肌に馴染んだ濃厚な緋襷が、ベースとなる赤みのある土味に蕩けるような風情を加味しています。白抜けから垣間見える土味は紛れも無く良質の陶土のそれであり、師である金重陶陽先生を髣髴とさせるきめ細かで柔らかな味わいを持っています。首には隠し包丁のように目立たない細かな箆削りを入れており、丸みのある優しい蕪型を引き締めて面白い緩急を生み出しています。(口縁部に小さな剥がれがあります、予めご了承下さい)

■作品の概容

共箱(二方桟)
口縁3.1cm×胴径9.5cm×胴径9.4cm×高さ12.0cm 容量 約370cc

■作品画像

藤原 建 作 「備前徳利」 #1 藤原 建 作 「備前徳利」 #2 藤原 建 作 「備前徳利」 #3 藤原 建 作 「備前徳利」 #4 藤原 建 作 「備前徳利」 #5 藤原 建 作 「備前徳利」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2016-08-16

■作者(藤原 建)について

藤原 建先生(1924〜1977年)は、1946年、叔父の藤原 啓先生のもとで陶芸を始められ、金重陶陽先生、金重素山先生にも師事されました。その後、鎌倉の北大路魯山人先生のもとで、食器の製作技術を学ばれ、1956年、独立して築窯されました。以後各種展覧会に連続入選をされています。1970年、近代的耐火レンガを使用して備前大窯を考案、築窯されました。1973年に県指定重要無形文化財保持者となりました。また勲五等瑞宝章を受章されました。次代を背負う備前の指導者として期待されていましたが、53才の若さでこの世を去られました。


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