藤原 雄 作 「備前酒杯」(商品No. 6791) |
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90,000 円(税込)
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日本国内のみならず世界へと視野を広げ、
備前焼の魅力を広く伝えた人間国宝 藤原 雄先生の備前酒杯(ぐい呑)です。
一目で藤原 雄先生と分かる作風となっており、
小手先の技を排除した裸の心でぶつかってくるような作品です。
人間国宝に認定された後の晩年期の作品で、雄先生の特徴的な焼き上がりが出ています。
作品全体がモスグリーンのカセ胡麻に覆われており、
雄先生らしい濃厚な紫蘇色の肌と相まって素晴らしい対比となっています。
藤原備前の十八番とも言える牡丹餅による景色の見せ方が実に心憎く、
正面では半月型の牡丹餅が口縁部に置かれ、景色と使い勝手を両立しています。
更に見込みには満月を投影するかのような大きな牡丹餅が敷かれており、
酒を飲み干すと土味が煌めき、まるで緋色の月が湖面から現れるかのようです。
ベースとなる土味はワインを煮詰めていったような重く深い色合いで、
所々にプラチナを塗ったような金彩が合わさり、独特の土味を形成しています。
共箱(四方桟)
径7.3cm×7.2cm×高さ5.9cm
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公開日時:2022-11-30