高島聡平 作 「備前緋襷徳利」(商品No. 6911) |
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17,600 円(税込)
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伊勢崎 淳先生の工房を卒業後、日本陶磁協会の現代陶芸奨励賞を受賞し、
華々しいデビューを飾った高島聡平先生の備前緋襷徳利です。
備前焼五人目の人間国宝の伊勢崎 淳先生に師事し、
瀬戸内市牛窓にて独立を果たした高島先生の徳利です。
伊勢崎一門が得意とする穴窯焼成は緋襷と胡麻がメインになりますが、
本作は敢えて自然釉を避けて清潔感のある白土と緋襷のみで焼き上げています。
作品の口縁部から藁を巻き付けつつ下へと流しており、
瓢徳利の凛としたフォルムによく似合った流れるような緋襷の景色が素敵です。
初見では流麗かつ繊細なイメージを持ちやすい作品ですが、
実は土自体はかなりざっくりとした粗めの粘土を使用しており、
緋襷の中で噴出した長石や小石がまるで星空のような景色を作り出しています。
高島先生は食器から茶器までどんなものでもとにかく丁寧に造り込まれており、
本作も限界まで絞り込まれた胴部のくびれや、小さな傘のような上部など、
すでにベテラン作家が手掛けたかのような色気のある瓢となっています。
共箱(四方桟)
口縁2.7cm×胴径9.4cm×胴径9.4cm×高さ15.7cm 容量 約390cc
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公開日時:2023-04-09