宮尾昌宏 作 「備前酒呑」(商品No. 7100) |
13,200 円(税込)
売約済 |
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土と炎の芸術である備前焼に心惹かれて伊部にて陶技を学ばれた、
宮尾昌宏先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑(ぐい呑)です。
備前作品と並行して黒作品を発表されてる宮尾先生ですが、
今回の黒作品は美しい藍色が目を引きます。
従来通りの塗り土による黒作品ならば、
焦げなどの窯変部分に青が出ることがありますが、
本作は黒の塗り土から滲み出すように藍色が出てきており、
改めて黒作品の奥深さを感じます。
また、黒の部分が全て藍色に置き換わったわけではなく、
ベース部分は深く澄んだ黒色の土肌が残されており、
削りによる器肌表面の高低差で塗り土が薄くなる事で、
藍色の中に黒色の稜線が生み出されています。
特に見込みでは黒色と藍色のグラデーションが発生し、
夜明け前の最も暗い空のような深みのある色合いとなっています。
割高台による力強く立体的な造形の中に、
自然釉や貝跡の動きのある景色が良く似合っています。
箱無し(※別途桐箱制作可能です)
径6.8cm×6.9cm×高さ5.7cm
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公開日時:2023-10-16