金重有邦 作 「唐津土灰釉ぐい呑」(商品No. 7690) |
![]()
49,500 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の窯出しされたばかりの新作唐津土灰釉盃(ぐい呑)です。
令和7年5月に窯出しされたばかりの最新作です。
平成中頃に有邦先生ご自身で唐津地方で掘り出した粘土を使用されており、
ご自身の施釉陶器の集大成として制作された唐津焼の酒器です。
これぞ唐津の醍醐味であると言わんばかりの土肌となっており、
やや砂けの多い粘土を手早く削ることで、備前とはまた違う素朴で力強い雰囲気に魅了されます。
釉調は非常にシンプルな鉄絵無しの灰釉オンリーの施釉ですが、
タイトルを「唐津土 灰釉」としている通り、セオリーに囚われず茶陶制作で培った色気のある佇まいとなっています。
正面の指跡も実に面白いのですが、何より釉薬が厚くなった部位に生まれる梅花皮が面白く、
使い込んでいけば古の井戸の名物のような枯れた肌合いになっていくでしょう。
共箱(四方桟)
径3.3cm×6.1cm×高さ5.5cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-06-19