近藤正彦 作 「引出酒呑」(商品No. 7736) |
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11,000 円(税込)
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隠崎隆一先生の下で学び、土の持つ様々な表情を巧みな成形技術で引き出す近藤正彦先生の前作の引出酒呑です。
2008年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品と思われます。
近藤正彦先生オリジナルの、水面に浮かぶ波紋のようなデザインを取り入れた酒呑で、
緩やかな四角形に整えられた力強い造形と相まって、まるで枯山水の概念を酒呑で表現したかのようです。
特に底部が印象的で、立体的な波紋や3つの接地面による曲線美が見事に調和しており、
眺めていると近藤正彦先生の細部にまでこだわる作陶姿勢が感じられます。
このような造形美を楽しむ作品にありがちな、粘土量による過度な重量感もなく、
使用感としては通常の備前酒呑に近い感覚でお楽しみいただけます。
窯内から焼成中に取り出す「引出技法」による独特の景色も魅力で、
見込みにはまるで黒曜石のような胡麻の塊があり非常に興味深いです。
新品で購入後に大切に保管されていた未使用品です。
共箱(四方桟)
径7.2cm×7.3cm×高さ5.4cm
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公開日時:2025-08-06