高力芳照 作 「備前窯変酒呑」(商品No. 7825) |
16,500 円(税込)
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金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑です。
令和7年9月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
外周部ではまるで木炭のような濃い墨色の灰被り窯変が展開されています。
高力先生はいつも田土をメインに、山土を少量混ぜて使用されていますが、
本作はやや山土の含有量が増えたことで、より濃厚な緋色を生み出すことに成功しています。
ややマットな質感を持った独特の緋色が何とも味わい深く、
師の教えを守って何よりもまず土作りを大事にしている高力先生らしい、
いやらしさや下品さは微塵も感じさせない格調高い色合いが素敵です。
幅広でえぐり込むような削りが特徴の高台は師素山先生を彷彿とさせ、
齢五十を迎えてますます円熟した陶技が冴え渡っています。
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.7cm×6.5cm×高さ5.5cm
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公開日時:2025-11-05
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。