原田拾六 作 「備前徳利」(商品No. 7264) |
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220,000 円(税込)
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備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され、
「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生のやや前作の備前徳利です。
平成9年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作した徳利であると思われます。
拾六先生がご自身の窯で焼成されていた作品の中でも後期の窯の作品で、
古備前研究で培った知識と技術を詰め込んだ重厚な景色が特徴となっています。
古備前研究で培った知識と技術を詰め込んだ豪快は肌合いは絶品で
最近作の特徴である青色掛かったカセ胡麻は一目で拾六先生と分かる仕上がりです。
また、拾六先生のもう一つの代名詞とも言える濃厚な紫蘇色の土味も発現しており、
極上の色気を放つ紫蘇色が酒で磨き上げられ、いつの日か古備前に比肩する極上の味わいへと至るでしょう。
本作は紐作りで作品を立ち上げた後に箆でゆっくりと削り出しており、
丸々と育った聖護院かぶのような造形は威風堂々としていますがどこか愛嬌があります。
肉厚でどっしりとした徳利ですが、削り出しによってちょうど良い重さに調整されており、
長めに取り付けられた首も相まって非常に持ちやすくなっています。
前作ですが使用感や汚れなどはございません。
共箱(四方桟)
口縁4.1cm×胴径10.9cm×胴径10.6cm×高さ14.0cm 容量 約500㏄
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公開日時:2024-04-01