金重有邦 作 「唐津土灰釉ぐい呑」(商品No. 7693) |
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49,500 円(税込)
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金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の窯出しされたばかりの新作唐津土灰釉盃(ぐい呑)です。
令和7年5月に窯出しされたばかりの最新作です。
平成中頃に有邦先生ご自身で唐津地方で掘り出した粘土を使用されており、
ご自身の施釉陶器の集大成として制作された唐津焼の酒器です。
本作は唐津というよりもむしろ井戸に近い雰囲気を持った酒盃で、
やや砂けの多い粘土に薄く灰釉をかけられており、素朴ながらも繊細な佇まいに魅了されます。
釉調は非常にシンプルな鉄絵無しの灰釉オンリーの施釉ですが、
所々に粘土内の鉄分などが噴出したと見られる黒点があり、
繊細な釉調の中の絶妙なアクセントとして侘び寂びを感じさせます。
釉薬を流しかけた際に生まれる白波のような釉垂れも相まって、
使い込んでいけば古の井戸の名物のような枯れた肌合いになっていくでしょう。
共箱(四方桟)
径7.3cm×7.1cm×高さ5.2cm
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公開日時:2025-06-22