高力芳照 作 「備前引出片口」(商品No. 7835) |
9,900 円(税込)
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金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前引出酒注です。
令和7年9月に窯出しされたばかりの最新作です。
近年高力先生が熱心に取り組まれている引出黒系統の片口酒注で、
自然釉とコバルトが混ざりあった藍色の流れ胡麻が印象的です。
火前のもっとも焼きが強い場所に設置し、焼成中に窯の中から引き出しており、
作品全体に自然釉が付着し濡れたような質感となっています。
高台周りではメタリック感が強くなるなど色合いが微妙に異なっており、
引出黒の不思議さ光の不思議さを改めて感じさせてくれる酒注ぎです。
見込みではグレーに変化した土味の上に、正面同様藍色の胡麻が溜まっており、
生き物のようなはたまた川底に眠る鉱石のような不思議な色合いになっています。
高力先生らしいオーソドックスなフォルムはとっつきやすく、
摩訶不思議な景色ながらも使い勝手の良い酒注ぎです。
箱無し
径10.8cm×8.0cm×高さ9.7cm
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公開日時:2025-11-15
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。