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近藤正彦 作 「備前酒呑」
(商品No. 7737)
8,800 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
隠崎隆一先生の下で学び、土の持つ様々な表情を巧みな成形技術で引き出す近藤正彦先生の前作の備前酒呑です。
2010年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品と思われます。
隠崎隆一先生も得意とする、箆で表面を削り取る「鎬技法」で制作されており、
まるで土が折り重なるように見えるユニークなデザインとなっています。
また、高台の削りも印象的で、胴部の鎬に合わせたダイナミックなデザインとなっており、
眺めていると近藤正彦先生の細部にまでこだわる作陶姿勢が感じられます。
このような造形美を楽しむ作品にありがちな、粘土量による過度な重量感もなく、
使用感としては通常の備前酒呑に近い感覚でお楽しみいただけます。
穴窯焼成らしい華やかな窯変も味わい深く、白いカセ胡麻や上品な焦げ胡麻など、
魅力的な景色が動きのある作風にマッチしています。
新品で購入後に大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.1cm×6.9cm×高さ5.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-08-07
■作者(近藤正彦)について
近藤正彦先生は1971年に岡山県倉敷市に生まれました。
京都府立陶工高等技術専門学校成形科や京都市立工業試験所専科を経て、
1996年から岡山県指定重要無形文化財保持者の隠崎隆一先生に師事されました。
2003年には岡山県瀬戸内市牛窓にて築窯・独立し、翌2004年に初窯を出されました。
岡山県美術展や田部美術館大賞「茶の湯の造形展」などで入選されています。
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