吉本 正 作 「備前酒杯」(商品No. 7195) |
![]()
9,900 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
備前焼人間国宝 藤原 啓先生の愛弟子で、
その理念と作風を受け継ぐ吉本 正先生の前作の備前酒杯です。
箱書きや作風などから見て、平成中期かけてに制作された作品であると思われます。
作品全体がまるで苔むしたかのような深緑色のカセ胡麻で覆われており、
その出来栄えは遠目から見るとまるで師の藤原 啓先生の作品かと思うほどです。
正面口縁部には牡丹餅を覆いかぶせるように配置しており、
まさに藤原備前の十八番の焼き上がりとなった作品です。
見込みでは口縁とは逆にまるで底に蓋をするように牡丹餅を仕掛け、
ワインレッドの濃厚な土味の中にほのかな緋色の抜けを作り出すことに成功しています。
豪放磊落で温かみのある作品づくりを目指した師に倣って、
やや厚手ですが土の温もりが伝わってくるような酒呑に仕上がっています。
前作ですが使用感や汚れなどはございません。
高台の形状でやや不安定になっています。
共箱(四方桟) ※正式な陶歴書ではなく印刷したものが入っています。
径7.5cm×7.3cm×高さ6.7cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-01-22