原田拾六 作 「備前小擂鉢」(商品No. 7307) |
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132,000 円(税込)
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備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され、
「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の備前小擂鉢です。
拾六先生がご自身の窯で焼成されていた作品の中でも最後期の窯の作品で、
しっかりと焼き締まった硬質の肌に、数多の窯変を纏った力作です。
擂鉢は原田拾六先生の代表作であり、古備前の研究に心血を注いだ拾六先生らしく、
深い古陶磁の見識が土台となり、その上で拾六備前のエネルギッシュな作風が花開いています。
土をギュッと圧縮するように立ち上げた造形は実に力強く、
古備前擂鉢と同様に掌の中でも圧倒的な存在感があります。
土肌の表面がガラス質の光沢が出るほどに激しく焼き込まれており、
紙やすりのような焦げ、鍾乳石のような海鼠肌、濃厚な黄胡麻と、
どの面から眺めても景色が押し寄せてまいります。
ちょうど片手で持てる限界に近いサイズ感となっており、
豪快に酒注ぎとして使ってやるのも実に面白く、
滴る酒の雫を肌に刷り込んでやれば得も言われぬ美しさとなります。
前作ですが使用感や汚れなどはございません。
共箱(四方桟)
径14.7cm×12.2cm×高さ7.0cm
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公開日時:2024-05-17